朝瓜の漬物を切る
朝うりは、5月初めからの夏にかけて出回ります。面に和物、酢の物そして、浅漬けにします。朝うりはとても、繊細で表面が傷つきやすいです。朝ウリを切る時は、瓜ではなく、爪(つめ)を短くきり、爪で傷つけないようにきります。綺麗な黄緑色は、夏の暑い時、ご飯と食べるのにぴったりの夏バテ防止食材です。
雷干
この雷干しの由来をご説明します
①らせん状に長く、干した形が、雷に似ているということ
②食感が「バリバリ」と雷のような音がするから
③瓜がでまわる旬が、雷の多い季節だから
とう、由来があります。
朝うり祭り
朝うりの歴史は古く、弥生時代の遺跡から朝うりの種子が出土しています。
滋賀県大津市にある三尾神社(みおじんじゃ)。平安時代に園城寺をまもる、お寺の境内に建てられました。「三尾」の由来は、園城寺の裏手にある長等山(ながらやま)の守り神とされている、イザナギを祀り、イザナギが着けていた赤、白、黒の三本の腰帯が三本の尾に見えたことから、名前が付いたそうです。
1336年、新田義貞の兵役で、焼失してしますが、その後すぐに再興、現在の本殿は、室町幕府4代将軍、足利義持(あしかが よしもち)により再建されたものです。
明治に入ってから、神仏分離により、三井寺の境内外(現在地)に移築されました。
平成26年(2014年)に国の重要文化財に指定されました。
三尾神社の境内では、至るところに、うさぎの描かれたものや、建造物を見ることができます。昔から「うさぎ」は神様のお使いとされてきました。三尾神社の末社である日御前(ひのごぜん)神社。
日御前神社の本殿には、瓜の形をした「姫宮瓜生姫」の神霊石が祀られています。夏に行われる「朝瓜祭」 では、朝瓜に子供の名前などを書いて神前にお供えします。「夜泣き、かんむし(ぐずる)」など、赤ちゃんの病気に御神徳があり、縁結びや安産のご利益があると言われています。
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