飯蛸の旬
飯蛸は春先に、旬を迎える食材です。2半ば〜4月に市場に出回ります。主な産地は、瀬戸内海沿岸、三河湾などです。
開運食材『蛸(たこ)』
蛸が、お食い染めを始めとしたお祝いの席で出される。開運食材であることをご存知ですか?これは、関西地方にいくとその風習が見られます。その理由は、『たこ』という、語呂にあります。「たこ」を当て字で書くと『多幸(たこう)』。幸せを多く招くという意味です。昔の人が、シャレを聞かせた開運食材です。
世界では珍しいタコを食べる食文化
一説によると、世界のタコの消費量の6割が日本と言われています。海外では、タコを食べる事は珍しく、悪魔の食べ物「デビルフィッシュ」なんて言われたりします。
関西と「たこ」
関西では、タコ焼きや明石焼きが有名です。これは、タコのブランド産地、明石海峡があり、そこの、ご当地グルメが「明石焼き」です。このルーツを受けて出来たのが、たこ焼きです。美味しいタコのとれる地域ならではの食文化です。
「芋・たこ・南瓜」
「いもたこなんきん」いう言葉を聞いたことがありますか?江戸時代、女性の好きな物を並べた物がのこの「いもたこなんきん」です。
『飯蛸桜煮』
飯蛸の旬は春。春は桜の季節。たこを煮た時の紅色が、桜を思わせる、そんなとこから。飯蛸の煮物を『桜煮』と言ったりします。決して桜を入れて煮るわけではないです。
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