先の見通し、先見の明
未来がわかれば、どんなに幸せだあろう・・・。なんて思うかもしれません。未来がわかれば、宝くじに当たる。未来が、わかれば、その方向に進めばいい、そんな風に思いがちです。でも、現実は、確実な未来を予測することも、知ることも不可能です。今の時代は、不確実性の時代とも言われています。それほど、インターネット、テクノロジーの進歩によって、世界が変わるスピードが、早くなっているからです。そこから起こる弊害は、価値観や常識が、つねに、変わっているからです。この時代を生きていくためにも、つねに勉強し、問題に対処できることを、身につける必要があります。
長く続く、トンネルや洞窟の先に見える、明るい希望の光
暗く長くつづくトンネルや、洞窟は、「先の見えない迷路」人生のようものです。その中では、不安や恐れを感じるもの。そこから抜け出すための必要なのが、地図。人生に例えるならば、勉強することで、得られる知識です。知識をえることで進むべき道を知ることができ、他にも、たどり着く道を知ることが出来ます。たとえ、行き止まりであっても、対処し、他の道に変えていくことで、前に進むことができます。そしてもう一つ大切なのが、コンパスを手に入れることです。コンパスは、ゴールのある方角を、指してくれます。人に置き換えてたとえるなら、強い意志にあたるかもしれません。強い意志、すなわち、目標を設定することができれば、目標に近いづくことで、「次に進んでいく」という、行動ができるものです。そうして進んでいくと、やがて、トンネルの先には、光が見えてきます。トンネルを抜け出せれば、一つの目標が達成されます。目標の達成は、喜び、成功、自身をつけ、人をより成長させていくからです。
昔の人は、食材から未来を見た
お弁当の歌って知ってますか?子供の頃に遠足の前、幼稚園で、歌った覚えがあります。
これっくらいの お弁当箱に
おにぎり おにぎり ちょいと詰めて
刻み生姜に ゴマ塩ふって
人参さん さくらんぼさん 椎茸さん 牛蒡さん
あなーのあいた 蓮根さん
すじーのと通った 蕗(ふーき)
この歌の後半部分
『牛蒡さん あなのあいた 蓮根さん すじのと通った 蕗(ふき)』
この部分は、まさに、この話「先の見通しの良い食材」のハイライトのようなものです。蓮根、蕗は穴があいている食材で、穴を覗けば、先が見える『見通しが良い』と昔の人は想像したものです。遠足という、子供の頃の冒険は、わくわく、ドキドキさせ、終わって見れば、経験と知識を得て、思い出を残します。この時に食べるお弁当。この歌の作者は、この事を知った上で作詞したのでしょうか?
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